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21歳アルバイト(学生)からの質問(12.06.10)
「バブルって、ホントにあったんスか??」
あったよ。
色んなコトやモノがタダだったりしたよ。 オナカがすいたら、渋谷のZで始まるお店に行けば、フリードリンク&フリーフードだし、クラブ・ディスコはタダだし、ま、だいたいシブヤにいけばなんかしらもらえたって言う・・(笑)。
新宿ももらえる率かなり高かったよね。 アルタにヘア・スタイリング剤買いに行ったとします。 すると、定員のオネエチャン「それサンプルだからあげるよ〜。」っつって、新品くれたりします。
ノドが乾いたら、渋谷の西武脇のロフトんとこいけば、土日は間違いなく、缶ビール(350ml)とかコーラとか、なんでも何本でもくれたしさ。
センター街にいる、某化粧品会社のオバちゃんのアンケートに答えれば現金くれたりさ。
みぃ〜んな、たっかいブランド服来て外車乗って 高級料理食べて、、バカみたいだけど楽しかったス。
そんな超バブル時代にも、その恩恵に授かれない、気の毒な友人がいた。 「よし、じゃぁ夜みんなで遊びに行こうよ〜。ドコで待ち合わせする〜?」
そいつが言った。 「シブヤのロフトんトコにさ、イケてるカフェあるからさ、そこにしようぜ。」
「あ〜、そう言えばあそこになんかコじゃれたカフェ的なお店おったっけなぁ〜。ちょっと行ってみたかったんだよね〜❤」
そして約束の時間になり、集合場所に行ってみる。 カフェには誰もいない。周りを見渡してみると・・・!!
「コッチコッチ〜!!」みんながいた。
その場所は、そのコじゃれたカフェの目の前にある、レンガでできたベンチの置いてある「フリー・スペース」であった・・・。
「ココさ〜、ちょっとイスとかイケてるじゃん?ドリンクもチョー安いしさぁ。」 ドリンク??
ワキッチョに、自動販売機が置いてあった。
それからは、我々のシブヤでの待ち合わせ場所は、そのイスがイケててドリンクがチョー安い、名付けて「JIRO’S BAR」になった・・。 彼の名前が「ジロー」だったからである。
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