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喫茶店(12.06.09)
と言えば・・。
ワタシ的にはもう、かんっぜんに、「ルノアール」ですが 最近はこういったタイプの喫茶店はあんまりないですよね〜。
特に渋谷のルノアールさんには、大変お世話になったと言いますか、ご迷惑をおかけしたと言いますか、とにかく、よく行ったモンです。 勉強をしたり、本を読んだり、どんな作家のどんな小説が好きかという事について、仲間達と延々と熱く語り合ったり・・。(いつの時代のハナシだ?)
とかそんなハズはなく、夜クラブ(キレイなオネエサンがいるトコロでは無い)でさんっざん騒ぎまくって、家に帰るにももう眠すぎて眠すぎてどうしようもない。
そんな時、「ヨシ、あのお店に行こう!」となるんですね。おカネも無いし、コーヒー1杯注文してテーブルに突っ伏してコーヒーがテーブルに運ばれてくる前に、爆睡ですよ。 そうすると、お店のアルバイト達と、やたらハデな恰好の我々との攻防戦が開始される。 夏ならばクーラーを最低温度の最大風力にし、風向を我々に向け直撃するという、シベリア作戦を仕掛けて来るのである。 が、コッチもカバンから「ルノアール専用カーディガン」を取り出し、羽織ってまた寝るという、寝袋作戦で防御するんである。
そして最終的には、お父さんみたいな年齢の店長っぽい人が出勤してきて、 「キミたち、ココは喫茶店で、ホテルでは無い。今すぐ支払いを済ませて、サッサと家に帰りなさい。」 と、村上春樹の小説に出て来る人の様な口調で、いともカンタンに追い出されるのであった・・・。
そう言えば、お銀座の、今はアップル・ストアのトコにも、ワタシが子供の頃は「喫茶店サエグサ」っていうのがあって、母の実家に行くとき、父と待ち合わせをするのによく行ったっけな〜。けっこう、スキだったんだけどな。もう無いのかな?
兄はメロン・ソーダ、ワタシはレモン・スカッシュという、喫茶店ドリンクの王道を注文していた。母がナニを注文していたのかは、全く覚えていない(笑) 時々、レモン・スカッシュにサクランボを2つ入れてくれたりしてさ、あぁ〜、懐かしいなぁ〜〜。
羽村にも、そんな昔を思い出させるお店があって、でも、教えません。 探して行ってみてください。
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