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どんぶらこ〜どんぶらこ〜(10.11.13)
一寸法師か?
一寸法師が一生懸命、どんぶらこ〜どんぶらこ〜とお椀の船をこいでいます。 一体どこへ向かおうというのか・・?
コレ、むかーしむかし 明治時代に石川酒造でビール作るときに使っていた、「釜」なんですけど、落ち葉が入り込んだり、お賽銭が投げ込まれたり、イロイロあるのでトクちゃんが掃除してるトコです。
この「ビール釜」はとっても貴重なんだけど、一寸法師・・。
なんで貴重かっていうと、戦時中、鉄と言う鉄がお国に没収されていていたにもかかわらず現存しているからなんですねー。
じゃぁなんで没収されずにすんだのか・・?
聞いたところによりますとね、イシカワ家の親戚の方のオウチに引き取られたこの「ビール釜」は、そのオウチの庭で埋められて「池」になっていたそうで、戦争も終わり平和が訪れた頃(かどうかは定かではないが)に、たまたまお庭のお手入れをしたその時っ!!
「あら、なにかしら、この大きな釜は。おじいさんに聞いてみましょう。」 「これはアレじゃ。イシカワさんちの釜じゃ。ウチじゃぁもういらんから、お返ししよう。またビールを作るときに必要になるかも知れん。」
といったやりとりがあったかどうかは知りませんが、めでたく戻ってきたということですね。
ここで疑問が・・。
果たして、親戚の庭で「たまたま池にしていた」と言うのは、本当なのかどうか? もしかしたら、隠す目的があったんじゃぁないのか??
イシカワ・ミステリー。
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